藤田晋氏が愛するワインの数々

藤田晋氏が愛するワインの数々

サイバーエージェントの社長、藤田晋氏のインスタグラムが熱い!ワイン・ラヴァーならだれもがあこがれる超高級ワイン、レア・ワイン、そして古酒の数々が並ぶ投稿。藤田氏はどんなワインを飲まれているのか、少しご紹介しましょう。

藤田晋氏のインスタグラム

サーバーエージェント社長である藤田晋氏のインスタ(@fujitasusumu_wine)のフォロワーは、現在(2021年6月)1.3万人を超えています。投稿の写真が垂涎ワインばかりだということも魅力的ですが、コラムのように語られている日々の出来事や藤田氏の思いに惹きつけられます。

 

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藤田晋(@fujitasusumu_wine)がシェアした投稿

ワインがどのような味わいだったのかと同時に、どんなシチュエーションで飲まれたのかということがリアルに伝わって、藤田氏のワインに対する愛にあふれているインスタグラム。どんなワインを飲まれているのか、藤田氏のインスタをのぞいてみましょう。

自宅ワインセラー

藤田氏のご自宅のセラーは、13台あるそう(2021年4月11日投稿)。だれもがびっくりする台数ではないでしょうか。どのようにワインを仕分けされているのも興味津々です。それらセラーから藤田氏がこの日にセレクトしたのは、次の5つ。「ここぞという時に飲もうと思っていたワインを惜しみなく開けた」とのこと。

その際のお食事は、出張お鮨。日本料理の代表でもあるお鮨とフランスの輝かしいワインのペアリング、藤田氏のこだわりが伝わってくるようで、いちフォロワーとしてもワクワクします。

ルイ・ローデール クリスタル1985年

ルイ・ロデレールはシャンパンのトップ・メゾンとして認知されていて、イギリスの『ドリンクス・インターナショナル』誌で、「世界で最も称賛されるシャンパーニュ・ブランド2021」に輝きました。そのなかでもクリスタルはまさに芸術品。

ドメーヌ・ルフレーヴ ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ2004年

ブルゴーニュ、ピュリニー・モンラッシェの名門ドメーヌであるルフレーヴは、「世界最高峰の白ワイン」といわれるピュリニー・モンラッシェの頂点に君臨する存在。ルフレーヴは、藤田氏のインスタに頻繁に登場するので、畑やヴィンテージの違いで比較参照するのも興味深いところです。

ドメーヌ・ドーヴネ オークセイ・デュレス2005年

ロマネ・コンティと並び称される生産者のルロワ。ルロワには、メゾン・ルロワ、ドメーヌ・ルロワ、そしてドメーヌ・ドーヴネの3つがあります。なかでもドメーヌ・ドーヴネは、マダム・ルロワことラルー・ビーズ・ルロワ女史の個人所有畑のブドウのみからワイン造りをおこなっています。マダム・ルロワの究極のワインといってよいドメーヌ・ルロワのワインは、幻といわれています。藤田氏も「別次元」と大絶賛。

ドメーヌ・アルマン・ルソー ジュヴレ・シャンベルタン・クロ・サン・ジャック1991年

ナポレオンが愛したジュヴレ・シャンベルタン。アルマン・ルソーは、藤田氏の「マイフェイバリット」のドメーヌ(2020年9月24日投稿)。「アルマン・ルソーのシャンベルタンが一番好きなのかも。ナポレオンと同じ」と書かれています(2020年12月31日投稿)。

シャトー・ラトゥール1990年

五大シャトーのひとつであるシャトー・ラトゥール。五大シャトーのなかでも、最も力強い味わいといわれ、熟成してこそ、その極みを体験できるワインです。

ビジネスのなかのワイン

ワインは、ビジネスのうえでも欠かせません。ワインは世界的にも、外交や交渉などの会食の際、おもてなしの重要な役割を担っています。お互いの関係の潤滑油となってくれたり、交渉をスムーズにしてくれたりというパワーがワインにはあるのです。

藤田氏のインスタでも、会食にまつわる投稿が数多くあります(現在はコロナ禍の影響で会食の投稿はありませんが)。

昨年10月の会食で藤田氏が持ち込まれたのは、次の2つの超絶ワイン(2020年10月9日投稿)。

ドメーヌ・ドーヴネ シュヴァリエ・モンラッシェ2009年

上で登場した幻のドメーヌ・ドーヴネ。世界最高峰のグラン・クリュともいわれるシュヴァリエ・モンラッシェ。

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ ラ・ターシュ1996年

かのロマネ・コンティに最も近いといわれるラ・ターシュ。藤田氏も「凄かった。5点満点」と称賛。

家飲みワインこそ、いいワインを

会食ですばらしいワインを飲まれているのはもちろんうなずけますが、家飲みのときこそ「高いワインを開けるべき」と綴られています(2020年10月6日投稿)。

ビジネス上のおつきあいでワインは必須とはいえ、ビジネスシーンでは仕事の話に集中しているため、ワインとじっくり向き合うのが難しいもの。仕事時と同じワインを家で飲んで「あれ?こんな味わいだったっけ?」という体験をしたことがあるかたも多いのではないでしょうか。ワインを堪能するなら、くつろぐことができる自宅で、静かにグラスをかたむけたいものです。また、仕事のときは量をあまり飲むことができなくても、家ならある程度の量を飲むことができ、味わいの変化も楽しむことができます。

「家飲みにこそ至高のワインタイム」という投稿で登場するのは、シャトー・オー・ブリオン1964年

シャトー・オー・ブリオンは、五大シャトーのなかでも最も長い歴史を持ち、ロバート・パーカーからも「世界一エレガントで複雑」と評されています。

映画とワイン

家飲みのお供になってくれる映画。映画を見ながら少しずつワインを味わうのは、至福のおうち時間でもあります。ソファーにゆったりと腰かけて、更けていく夜とともに、ワインと映画の世界に入るひとときは、なにもかも忘れて没頭してしまします。そして、ワインも映画も終わったあとに、じわーっと余韻にひたることができます。

藤田氏は、報知映画賞の審査員としても活躍されていて、年間100本近くの映画を鑑賞されているとのこと(2020年12月28日投稿)。投稿内では、2020年のベスト10映画を紹介されていて、その際のワインは、イタリアのビオンディ・サンティブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2011年

世界的に名を馳せるブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、イタリアの偉大な赤ワインのひとつ。ビオンディ・サンティといえば、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを1888年に初めて造り上げたカリスマです。

ワイン・オブ・ザ・イヤー

藤田氏は、経営者もワインも時を経るにつれ成熟すると語られています(2021年2月18日投稿)。ワインのような複雑さと奥深さを感じさせる藤田氏の投稿において選ばれた2020年の最優秀赤ワイン・オブ・ザ・イヤーは、ジャッキー・トルショーシャンボール・ミュジニーレ・サンティエ 1989 (2020年12月31日投稿)。ジャッキー・トルショーといえば、もうワイン造りをやめた伝説のドメーヌ。

白ワイン・オブ・ザ・イヤーは、ドメーヌ・コシュ・デュリムルソー レ・シュヴァリエール2004年。コシュ・デュリは、ブルゴーニュの白、ムルソーのトップ・ドメーヌのひとつ。

そして、ボルドー・オブ・ザ・イヤーは、シャトー・オー・ブリオン1989年

特別賞として、シャトー・ラヤス1999年。ローヌ最高の造り手のシャトー・ラヤスは、藤田氏が「インスタを始めるきっかけになったワイン」とのこと。実際、第1回目の投稿は、シャトー・ラヤスでした(2020年7月14日投稿)。

年間ランキングは、フォロワーにとっても、過去の投稿を振り返る機会になり、藤田氏のワイン・ライフをリアルに楽しませてくれます。2021年の発表も楽しみにしています!

まとめ

藤田氏のインスタからご紹介したいワインがまだまだあります。ダース買いワイン、持ち寄りワイン、お土産ワイン、古酒、まれに登場するリーズナブル・ワインなどなど。藤田氏のワイン愛と、彼に選ばれたワインの続きは、ぜひインスタをご覧ください。

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