夏に楽しむ!ワインの選び方と5つのおすすめ

夏の暑い日にどんなワインを選ぼうか迷っている方へ。ワイン選びのいくつかのポイントと、おすすめのボトルを紹介します。

夏のワインボトル選びのポイントは?

30度を超えるような夏日には濃厚なシチューや、こってりとしたチーズなどより、あっさりとしたサラダや魚、冷製パスタなどが食べたくなりませんか?

週末はキャンプやバーベキューに出かける人も多いはず。外でボトルを開けるとなると、炎天下の中、タンニンのしっかりとしている重厚感ある赤ワインは重すぎます。

もちろん、個人の好みもあると思いますが、多くの人が夏は冷えた辛口の白ワインやフルーティーで明るい赤ワインが飲みたくなるのではないでしょうか。

夏の料理に合うワイン

夏に美味しくワインを飲むために。サラダや魚料理、冷製パスタなどの夏の食事に合うブドウ品種を考えるのもおすすめの一つです。カベルネ・ソーヴィニヨンやマルベックなどタンニンが強い赤ワインより、フルーティーな赤や、より酸味のある白、軽い口当たりが魅力のロゼワインを選ぶと、さっぱりとした食事にもぴったりです。

シャルドネやソーヴィニヨン・ブランのほか、ピノ・ノワールなど。シャープでフレッシュさのあるものがおすすめです。

ワインの温度について

夏にワインを楽しむ上で、もう1つの重要なポイントは、ワインの温度です。「赤ワインは常温で」と少し誤った認識が広まっていますが、あまりに温度が高いと、ワインがぬるくなり、味がぼやけてしまいます。特に夏に楽しみたい軽めの赤ワインは、14から16度くらいが適温。少し冷やして飲むのと、程よく酸味が引き立ち、美味しく飲めます。外で楽しむ場合はクーラーボックスに入れて持って行き、常温に少し置いて適温にしてから飲むのがおすすめです。

夏にぴったりのおすすめワイン5つ

夏におすすめのワインを5つと、それに合わせておすすめのボトルをご紹介します。

まずは赤ワインから。タンニンが控えめで、フルーティーで軽め。冷やしても美味しく飲めるワインを2種類。少し冷やして飲むことで、赤ワインの甘みを抑え、酸味が引き立ちます。

1.  ボジョレー

タンニンのレベルが低く、フランスのビストロで人気のフルーティーなワイン。夏の暑い日にも軽くすっきりと飲むことができます。毎年11月に生産されるボジョレー・ヌーボーは、1年以内に飲酒することを目的として造られています。もしボトルが残っていれば、夏のバーベキューやホームパーティー、家族の集まりは、ボトルを開ける最高の機会になります!

良い質感、エレガンスを追求し、丁寧に造られたワインです。ガメイという概念を超越した見事な味わい。豊かな黒い果実が広がり、森の下草やスパイスが加わります。複雑でなめらかな味わいです。

2. ピノ・ノワール

透明感のある明るい赤ワイン。タンニンが少なめの、軽いボディです。程よく酸味のあフルーティーな味わい。ボジョレーに次いで、夏に人気のある赤ワインです。冷蔵庫に約30分ほど入れて冷やして飲むのがおすすめです。

渋みの少ないものが多い、イタリアのピノ・ノワール。(イタリアではピノ・ネロと呼ばれます。)美しいガーネット色の「サン ミケーレ アッピアーノ」は、ミディアムボディーでやや辛口。ブラックベリーなどの森の果実の香り、奥行きのある豊かな味わいが特徴です。料理と合わせるとより魅力が増します。

コスパ最高!!新世界チリを代表するコノスルのヴァラエタルシリーズ。

1000円以下でこのクオリティーはなかなか見つけることができないと思います。

ピノ ノワール ビシクレタは、フレッシュなチェリー、プラム、イチゴの香りに、僅かにスパイシーな後味が楽しめます。酸味とタンニンのバランスが良く、複雑で豊かな味わいのワイン。優しい飲み口から、女性に大人気です。

コノスルは「家系図を持つような伝統もない、埃を被ったヴィンテージボトルもない、あるのは品質の高いワインのみ」をモットーに、設立直後から革新的で新しい発想やテクノロジーを次々と実践しています。そのモットーどおり高品質のワインが驚くほどの低価格で楽しむことができます。

続いて、白ワイン。夏のさっぱりとした食事に合わせてキリッとした辛口の白を。また、日の長い夏には、フルーティーな白を外でゆっくり、アロマを楽しみながら飲むのもおすすめです。

3. シャルドネ

フランスのブルゴーニュ地方に由来するシャルドネ。軽くてさわやか、フルーティーなアロマは夏のワインの定番です。夕食と一緒に楽しむのはもちろんですが、週末にベランダやガーデンでゆっくりフルーティーなアロマを楽しみながら飲むのもおすすめです。

ブルゴーニュ北部のシャブリ地区で生産される辛口白ワイン。充実したミネラル感、シャープで酸味の高いキレの良い味わいは夏にぴったりです。

白ワインの代表格「シャブリ」のプルミエクリュ格付けワイン「ヴァイヨン」。ちょっとしたお祝いや、家族の集まりに開けたい、少し特別なワインです。

アメリカ・オレゴン州の人気シャルドネ。青リンゴ、スイカズラの花、ライムの葉などさまざまなフルーツアロマにマルメロ、カモミールや蜜蝋などの風味。柑橘系の香りで終わるので、爽やかな後味です。

シーフードやトマト料理、サラダなどにぴったりマリアージュします。

4. ソーヴィニヨン・ブラン

最も広く栽培されているブドウの1つなので、世界中の産地からボトルを選ぶことができます。ドライでパリッとしたフルーティーな味わいが特徴。スパークリングはパーティーや乾杯にも最適です!

シャトー ド ルーケットの ボルドー ブランは、 グレープフルーツやライムなどのアロマが広がり、きめ細かい酸味とふくよかな味わいが感じられる、辛口の白です。

赤ワインのイメージの強いボルドーですが、高品質な白ワインもたくさん作られています。2018年はボルドーワインは全体的に当たり年と言われています。

果実をそのまま味わっているかのようなフレッシュ感。

グレープフルーツやライム、桃や青リンゴ、西洋スグリなどにハーブや青草が入り混じった洗練された香り。ソーヴィニヨン・ブランの特徴である清々しい草原のような香りを存分に楽しめます。

発泡タイプなので、お祝い事やパーティーの乾杯にもおすすめです。

5. リースリング

あらゆる夏メニューと組み合わせることができる非常に用途の広いワインです。少し甘みがあるので、タイフードなど、スパイシーな食事に合わせるのもおすすめ。夏の冷蔵庫に1本ストックしておきたいワインです。

リースリングといえばドイツ。中でもモーゼルはリースリングの2大産地の一つです。軽めでアルコールが低く、酸味が高いので、暑い夏に喉を潤してくれます。

アルス ヴィティスは少し甘めのリースリング。ボトルがおしゃれなので、ちょっとした手土産にもぴったりです。

やや辛口のオーストラリア産のワインです。

爽快な青リンゴとレモンシャーベットの風味にリースリングの自然な甘みが広がり、レモンの果実をフレッシュな酸とスパイス感がバランスよく味わいをまとめています。

暑い季節には、軽めで酸味のあるワインがおすすめです。夏の食事とのマリアージュを楽しむのはもちろん、爽やかでフルーティーなワインを外やバルコニーでゆっくり楽しむのもおすすめ。暑い夏やイベントを一緒に楽しむワインを探すのも、至福の時となるはずです。

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