「シャルドネってなに?基本の情報を知りたいな。」という方に、シャルドネの基本情報4つを紹介していきたいと思います。
ワイン初心者さんが、白ワインを飲みたい時にはまずは「シャルドネ」からはじめるのがおすすめです。
なぜなら、世界で一番人気の白ワインのぶどう種は、「シャルドネ」と言われているからです。
シャルドネはフランス・ブルゴーニュ生まれの「ぶどうの品種」です。この「シャルドネ」葡萄から白ワインがつくられます。
ヨーロッパ在住でワイン好きの私も、まずはシャルドネの白ワインからはじめました。フランス人の夫も、シャルドネ葡萄からつくられる「シャブリ」という白ワインをよく飲んでいます。
この記事では、シャルドネの知っておきたい基礎情報を4つだけ紹介していきます。さくっとチェックして、シャルドネワインをもっと楽しんでくださいね!
シャルドネの基本情報!覚えておきたい4つのポイント
世界でもっとも有名な白ワインのぶどう品種「シャルドネ」。シャルドネについて覚えておきたいポイントは4つあります。
シャルドネの覚えておきたい「4つのポイント」
- ブルゴーニュ生まれ
- 「シャンパン」と「シャブリ」
- 世界中でつくられている
- どんな料理にも合う
それぞれ、ちょっと詳しく説明していきたいと思います。
ブルゴーニュ生まれ
シャルドネは、フランスのブルゴーニュ地方で生まれたぶどう品種です。
フランス北部にあるワイン名醸造地「ブルゴーニュ」で生まれた歴史あるぶどう品種。長い歴史のある美味しいワインだからこそ、世界中で愛されているというわけです。
「シャンパン」と「シャブリ」
シャルドネからつくられる2大有名ワインが、「シャンパン」と「シャブリ」です。
ワインをあまり飲まない人でも、「シャンパン」や「シャブリ」という名は聞いたことがあるのではないでしょうか?どちらも、フランスで「シャルドネ」葡萄からつくられるワインです。
シャンパーニュ地方でシャルドネからつくられるスパークリングワインが「シャンパン」。シャブリ地方でシャルドネからつくられる白ワインが「シャブリ」です。
「シャンパン」と「シャブリ」は世界でもっとも有名なシャルドネのワインです。
世界中でつくられている
フランスのブルゴーニュ地方で生まれたシャルドネですが、現在は世界中さまざまな地域でつくられています。
同じ「シャルドネ」品種でも、産地によって味が大きく違ってきます。地域によって土壌や気候が異なるからです。
もともと、シャルドネぶどうは、バランスの取れたニュートラルな味わい。ニュートラルなシャルドネだからこそ、土壌や気候の影響を大きく受けて、味が変化します。
例えば、フランスの北部でくつられるシャルドネは、シャープで酸味が高く、きりりと辛口のものが多い。
「カリフォルニア」や「チリ」、「ニュージーランド」など暖かい地域で育ったシャルドネはトロピカルなアロマで芳醇なワインになる傾向があります。
世界中でつくられているシャルドネだからこそ、産地によって味や香りが異なるのが特徴です。
どんな料理にも合う
地域や醸造方法によって、さまざまなスタイルに変化するシャルドネは、どんな料理に合わせることができます。
いくつかおすすめのペアリングを紹介していきますね。
シャブリ×生牡蠣・刺身
フランス北部など涼しい気候でつくられる、フルーティですっきりとしたシャルドネ白ワインは、魚料理や貝類によくあいます。「シャブリ」と「生牡蠣」は世界で大人気の黄金コンビですよね。
刺身や寿司など生魚ともよく合うので、和食好きの人にもおすすめです。
シャンパン×チーズ
お祝いの時に乾杯としてよく開けられるワイン「シャンパン」は、食前酒としてワインだけで飲むのもOKですが、チーズともよく合います!チーズをつまみながら、バルコニーで一杯!なんて飲み方も素敵ですよね。
チリのシャルドネ×クリームソース
フレッシュさとトロピカルな風味、しっかりとした濃厚さが魅力の、チリワイン。クリームソースのチキンや、サーモンのムニエル、グラタンなど、少しこってりした料理ともよく合います。
熟成シャルドネ×牛肉のステーキ
樽で熟成された濃厚なシャルドネワインは、白ワインでも牛肉のステーキなど赤身肉にもよく合うんです。
白ワイン=魚介類か白肉と思いがちですが、樽の香りがする熟成された重めのシャルドネは、赤身肉にも負けない濃厚さ。しっかり熟成された、ブルゴーニュのグランクリュワインや、カリフォルニアの重めなシャルドネがおすすめですよ。
肉の甘みと芳醇なシャルドネ白ワインが口の中でマリアージュするのを楽しんでみてくださいね!
こんな感じで、どんな料理にも合わせることができる、奥深さがシャルドネ品種ワインの魅力の一つです。色んな料理にシャルドネを合わせて、自分だけの「マリアージュ」を探してみるのも楽しいですよ!
シャルドネのおすすめワイン
「シャルドネを飲んでみたくなったけど、どのワインから試したらいいの?」「たくさん種類がありすぎて分からない!」という方も多いはず。
そんな「シャルドネワインをあまり飲んだことがない」という初心者さんに、おすすめワインを3つ選んでみました。
シャルドネの初心者さんにおすすめワイン
- ブルゴーニュのシャルドネ
- カリフォルニアのシャルドネ
- チリ・コノスルのシャルドネ
まずは本家から!ブルゴーニュのシャルドネ白ワイン
シャルドネワインをあまり飲んだことがない。という方に、まず飲んでみて欲しいのは、「ブルゴーニュのシャルドネ白ワイン」
ブルゴーニュは、シャルドネ発祥の地だからです。やっぱり初めは「基本から」が大切ですよね。
たくさん種類のあるブルゴーニュのシャルドネですが、今回、初心者さんへのおすすめはこちら。
マトロ/ ブルゴーニュ シャルドネ (SC) [2017年ヴィンテージ] 750ml 白
¥2,710(税込)
酸味と果実味、こくのバランスが良い、エレガントでブルゴーニュらしい白ワイン。フランスでも人気の高いワインです。
ブルゴーニュ地方のこのクオリティの白ワインで、3000円以下で楽しめるワインはなかなかないと思います。まさに、コストパフォーマンス抜群!気軽にブルゴーニュのシャルドネが楽しめる、おすすめの1本です。
リッチでクリーミー!カリフォルニアのシャルドネ
ニールソン バイ バイロン/ サンタバーバラ シャルドネ(SC) [2017年ヴィンテージ] 750ml
白ワイン
¥2,490(税込)
日照時間が長く温暖な気候のカリフォルニア。トロピカルな風味を感じるのが特徴です。
パイナップル、柑橘類、リンゴ、トロピカルフルーツのニュアンス。クリーミーで、しっかりとした骨格のカリフォルニアのシャルドネらしい1本です。
クリーミーで芳醇な香りを楽しんでみてください。
コスパ最高!チリ・コノスルのシャルドネ白ワイン
コノスル/20バレル リミテッド エディション/ シャルドネ [2018年ヴィンテージ] 750ml
白ワイン
¥2,160(税込)
タイプ:白ワイン/産地:ワイン(産地別),チリ,ラペル,コノスル,商品情報:洗練度の高いクリーンな酸味バランス良く上品な…
チリのコスパワインとして有名な「コノスル」がつくる、シャルドネ100%の辛口白ワインです。
パイナップル、マンゴー、栗、トースト香などの香り。洗練度の高いクリーンな酸味と、それを包み込むように程よいボディがあり、バランス良く上品な味わいです。
コノスルの中でもこの「20バレル リミテッド エディション」はプレミアムワインシリーズ。チリ最上級のシャルドネ白ワインを、この価格で飲めるのは、まさにコスパ最高ワイン!ですよね。
まとめ:白ワインを飲むならまずは「シャルドネ」
世界で一番人気の白ワイン「シャルドネ」。
シャルドネについて、覚えておきたい4つのポイント
・ブルゴーニュ生まれ
・「シャンパン」と「シャブリ」
・世界中でつくられている
・どんな料理にも合う
この記事を読んで、「シャルドネを飲んでみたくなってきたな?」という方に
まずおすすめの3本
・マトロ/ ブルゴーニュ シャルドネ ¥2,710(税込)
・ニールソン バイ バイロン/ サンタバーバラ シャルドネ ¥2,490(税込)
・コノスル/20バレル リミテッド エディション/ シャルドネ ¥2,160(税込)
タイプ:白ワイン/産地:ワイン(産地別),チリ,ラペル,コノスル,商品情報:洗練度の高いクリーンな酸味バランス良く上品な…
レストランやおうちで「白ワインが飲みたい」時に、まずはぜひ、世界で一番人気のぶどう「シャルドネ」を試してみてくださいね!